
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」へ参加
ダイアログ・イン・ザ・ダーク公式サイト にもある通り、完全な暗闇の中で視覚以外の感覚を使って探検するというイベントに参加。友人2人と一緒に、当日合流したカップル2名と女性グループ3名、そしてアテンドのソネちゃんを含む計8名でスタートした。
小学校を舞台にした体験
会場は小学校を利用しており、音楽室や用務員室などを暗闇の中で巡る。楽器を探したり、コーヒーを飲んだり。声を掛け合いながら情報を共有し、頭の中で環境を組み立てていくコミュニケーションが求められた。
暗闇の不安と道具の効果
最初は真っ暗闇なのに目をつぶってしまうという不思議な恐怖と不安があった。しかしスティックを渡されてからは階段や障害物を把握できるようになり、視覚障害者の方がどのように空間を感じ取っているのかを少し理解できた気がした。
アテンドの超人的な感覚
案内してくれたソネちゃん曰く、頭の中には立体的な地図があり、音で自分の方向を察知しながら動けるという。実際、暗闇の中でいつの間にか自分の真後ろにいたり、8人の間をぶつからずに移動したりと、その能力は驚異的だった。
仲間との一体感
たった数分前に出会った人たちが、暗闇の中でニックネームを呼び合い、手を取り合い、声を掛け合うことで、まるでずっと前からの友達のような一体感を得られた。「ここにキャベツあるよ」「しゃがみまーす」「○○さんどこ?」「これなんだろう?」そんなやりとりが自然と生まれる、不思議で楽しい体験だった。
感覚が研ぎ澄まされる体験
小石の音、落ち葉や草木の匂い、水の流れ、人の声、素材の質感――暗闇の中で五感が研ぎ澄まされ、すべてが新鮮に感じられる。とても不思議で、好奇心を刺激される時間だった。
また参加したい体験
今回は友人と参加したが、一人で、小学生と、高齢者と…といった多様なグループでも体験してみたいと思った。非常に人気があり、今年は予約が難しいが来年も必ず参加したい。ぜひ多くの人にオススメしたいイベントだ。