“何を選ぶか”ではなく、“どう選ぶか”。
“答えを探す”のではなく、“問いと選択肢を創る”。
ここで言う“新しい選択肢”とは、必ずしも今あるものを置き換えることではありません。
ときには別の案が見えてくることで、逆に「だから今のAが自分に合っている」と理解できることもあります。
新しい選択肢とは、決定そのものではなく、進むための材料。
その材料を通してこそ、腑に落ちる納得や次に進む力が生まれると私たちは考えています。
情報や答えがあふれる時代に、本当に必要なのは「問いを立てる力」──
ALTRYSは、その問いを共に育て、選択肢を増やすプロセスに価値を置いています。
私たちはアウトドアや防災、創作やWeb設計など、幅広い経験をもとに、
あなたの「次」につながる選択肢を共創します。
感情に流されすぎず、しかし感情のもつエネルギーを活かしながら、
冷静な視点と柔軟な思考をバランスよく行き来し、
自分らしい問いと選択肢を見つけることを大切にしています。
一方通行の「依頼 → 成果物」という形ではなく、
あなたの感覚や思考を起点に、「自分らしい課程=プロセス」を共に築くこと。
その過程でこそ、まだ言葉にならない違和感や想いが問いへと変わり、
新しい選択肢が芽生えていくと信じています。
また“次”という意味で“最強のナンバー2”でありたい。
なぜ1番ではないのか、その意味や命名の由来もご紹介します。
最後の “S” には3つの意味を込めています。
SENSES と SPECS と SECUNDUS
感情や思いつきだけで終わらない。その先へと進むための “感覚、知覚” として取り込む、これまでの経験や知識を重ねるプロセスから生まれる「あ、そうか!」という洞察をサポートします。
あなたの感情を含みながらも振り回されずに生み出した選択から決めたからこそ、どんな結果でも言い訳の無い受け入れができる。受け入れの循環で気づきが何層にも重なり合い、それがあなたの“センス”になる。
洞察は “一歩をしっかり踏みしめる” というプロセス。そこから言葉や行動に確かさが宿り、ブレなく進めるようになる。
知識、経験、感覚、行動力、洞察、独自性──これらの能力以外にも潜在的に隠れたものも全てを含む“スペック”を一緒に見つけ、引き出し、重ねていくプロセスを大切しています。
色々なものを組み合わせて、自然の中での適応、危機に備える判断、クリエイティブで発揮される洞察や独自性。
あなたの中にある“全てのスペック”を掘り起こし、組み合わせ、変化させ、活かすことで、新しい一歩・新しい選択肢をつくる。「誰かの正解」でなく、自分で選択肢を生み出すプロセスを一緒に育んでいきましょう。
あなたの1番は、あなたの大切な相手(家族、恋人、友人、顧客など)であって、私たちが目指すのは、その“次”に立ち、支え、見守る存在。
SECUNDUS(セクンドゥス)はラテン語で「その次の行動」「2番目に控える者」を意味します。主導するのではなく、流れに寄り添い、得たものを“次”にどう活かすか。 “次”に必要なものは何か。その向き合う課程を示す言葉だと捉えています。
あなたと、あなたのその大切な相手のために、お役に立てるよう“最強の2番”であり続けます。
感覚や感情を翻訳し、積み重ねてきた能力と組み合わせ、自分らしいプロセスと“選択肢”を共に育てます。
評価されにくい感覚や過程に光を。問いと選択のプロセスが、世界に価値と意味を届ける未来を目指す。
判断基準となる軸をみつけ、選択肢を考え、自分で選び、自分で進むプロセスを創ります。
情報も、答えも、AIに聞けばすぐに手に入る時代。
けれど、私たちが直面する多くの課題は、そもそも「何を問えばよいのか」がはっきりしない状態から始まります。
「AIに聞いてもしっくりこない」「言葉にならないけど、違和感だけがある」──
そんな曖昧で揺らいだ状態においては、即時的な“答え”よりも、
その違和感の正体を探り、“問い”に変えていくことが何よりも大切です。
精度ある“問い”ができれば、次への選択も見えてくる。
ALTRYSが担うのは、この「選択肢の共創」です。
見えている課題の奥にある感情や価値観を丁寧にすくいあげ、
まだ名前のついていない問題の輪郭を、言葉と視点を重ねながら描いていく。
時間も手間もかかりますが、対話だからこそ生まれる価値があります。
AIは膨大な“過去のデータ”をもとに最適解を導き出すことが得意です。
けれど、私たちが生きる“今”には、前例のない状況や、言葉だけでは言い表せない感覚が溢れています。
その“未定義の領域”に価値を見いだし、未来の選択肢を共に育てる──
それが、ALTRYSの役割です。
選択とは、ただ合理的に決めることではなく、
時には迷い、揺れ動きながら、内側にある思考と感情のレイヤーを行き来し、
少しずつ、自分だけの判断軸をつくり上げていく。それは「自分づくり」の過程でもあります。
私たちは、その過程に寄り添い、
感覚と思考のあいだから生まれる“問い”を見つけ、
“まだ存在しなかった選択肢”を共に形づくっていきます。
もちろん、要約や統計など、AIの力は存分に活かしながら。
過去のデータにない「新しい選択肢」をAIに提供しながら、共に成長していく。
その姿勢を、私たちはこれからも大切にしていきます。
神奈川県横浜市出身。工業高校機械科からデザイン系へ進学し、美術や写真、Webを中心に幅広い分野を学び、在学中からWeb制作や映像、3Dなどの案件に携わる。卒業後はポータルサイト構築や学校の工房管理やネットワーク管理、Web講師を兼務。
同時期、日本のゲーム界を代表する大手総合電機メーカーで、業務プロセス改善や部署間を超えたプロジェクトを担う部署で社内ポータルサイトの運営とウェブディレクターを兼任。現在は渋谷のデザイン制作会社に勤務しながら企業、商品ブランド、アーティストなどのサイト制作やWordpressなどのCMS構築、ECサイトを含めたフロントエンドエンジニア兼Webディレクターとして従事している。
一方で、自らの経験を活かして野外活動、防災などのリスクマネジメントの分野にも知見を深めてきたことを社会や個人に還元できないかとALTRYSをはじめる。水陸問わず数多くの資格を取得してわかった共通点とクリエイティブで培ったプロセスを参考に様々な環境下での安全管理と意義の高い体験を提供できるよう活動しています。
また自身の「最強のナンバー2 = Ultimate SECUNDUS」という座右の銘をもとに、課題や興味を取り組む選択肢を一緒に作るアドバイザーとして柔軟かつ経験を活かしてお手伝いいたします。
HIKARU ANDO
現代アートセレクトショップ「ART Is. GALLERY 」のブランド立ち上げに参加、和紙プロダクト「SIWA」、明治大学理工学部建築学科、中野区「meee gallery」。株式会社タカラ・トランスフォーマーシリーズ 商品パッケージ用ロボットの3D制作、デザイン制作会社や企業のWeb制作をはじめ、ドメイン取得からサーバ選定や設定、ECサイト、幼稚園を含む教育関係のサイト制作、カフェなどの個人商店、などに携わっております。
※具体的な案件名やサイトURLに関しては、各種DMやお問い合わせにて御連絡ください。
ALTRYSという名前の出発点は、ギリシャ神話の月の女神「アルテミス / ARTEMIS」です。
野生の自然を司る彼女は、弓矢を持ち狩猟の女神でありながら、野生動物を守る存在。
さらに、出産や子どもの守護神としても知られ苦痛を和らげる力を持つとされていました。
動物や植物も含め自然サイクルを見守り、成長へと導く存在であり、
時には命を奪う力もあったと信じられていました。
あらゆる生き物に対して死生を司る女神の弓矢には、それらの聖なる力を宿しているのでしょう。
自然と近い距離で、山や海に身を置いてきた自分の経験と重ね合わせるように、
アルテミスの「見守り」「寄り添い」「導く」という在り方に、強く共感しました。
月という天体もまた、地球に寄り添い続ける存在です。
アルテミスは、月に関連する力を持つとされ、
海の満ち引き、月光を操ったり、暗闇の中で視界を確保する力などが考えられます。
昼はひっそりと隠れ、暗闇にだけ太陽を反射し淡い光で照らし続ける──
月の重力は地球の1/6、皆様もそれくらいに軽くなるような体験も提供したい。
その役割や距離感にも、ALTRYSの思想が重なります。
最初は「ARTEMIS」をそのままベースにしようと考えました。
すると自然に浮かんだのが、「ALTEMIS」という形。
ALT(オルト)=alternate/もう一つの可能性。
代替視点や別解を大切にする思想と響き合う名前だと思えました。
けれど、「ARTEMISの誤字」と見られる懸念や、
語尾の「EMIS」に漂う少し硬さが気になりました。
それでも、読んだときの響きは何か良いから残したい音でした。
そんなときにふと浮かんだのが、「TRY=試みる」という言葉です。
ALT(他の可能性)と TRY(試み)を組み合わせ、
ALTRYS という名前が生まれました。
ALTRYSには、「Altキー」のように視点を切り替える機能性や、
Webの「alt属性」のように、見えない情報に意味を与える思想も重ねています。
“見えない価値を言語化し、別の可能性を伝える”──
そんなスタンスそのものです。
さらに、“ALL TRYS(≒TRIES)”──
すべての試み、あらゆる視点からの挑戦。
この言葉が自然に浮かんだとき、
ALTRYSの理念ときれいに重なりました。
正解を一つに絞らず、
違和感や問いを出発点に、多様な選択肢と可能性を探る。
ALTEMISではなく、ALTRYSにたどり着いたそのプロセスこそ、
このブランドの根っこを語っているのかもしれません。